「学名はマイマイです!」
今年も梅雨がやってきました。雨の季節が似合モノと言えば紫陽花とカタツムリ!
「でんでんむしむし かたつむり」の童謡で誰もが名前を知っている身近な生き物でもある
カタツムリですが、日本にどのくらいの種類がいて、どんな生活を送っているのか、体の
つくりがどうなっているのかなど、あまり知られていませんね!
と言う事で、行って来ました。「竜洋昆虫自然観察公園」の「かたつむり展」へ
そもそもカタツムリとは何なのか。生物学では「マイマイ」が和名として使われます。
陸で生活する貝の仲間です。のんびりした生き物なので、ゆっくり移動して行動範囲が
限られるため、その地域によって独自な進化をとげ、日本には約800種という多様な
種類がいます。そしてオスとメスの区別がありません。行動範囲が限られ繁殖相手と
出会うチャンスが少ない。せっかく出会ったときに同性で、繁殖のチャンスを逃さない
ように雌雄同体に進化したようです。動きはゆっくりですが、平らな地面を這う事は
もちろん、樹木を登り、枝の裏側に逆さにくっついたり、細いツルの上を移動したり、
ナイフの刃の上だって大丈夫です。かなりアクロバティックな動きが出来るんです。
飼う事もそれほど難しくなく、娘が子供の頃、近所で見つけた5mmくらいのカタツムリを
3年半飼って、500円硬貨くらいの大きさまで成長した事を思い出しました。
興味が湧いてきましたか?昔よりカタツムリが減っているかもしてませんが、積極的に
探してみませんか?雨の日のブロック塀を這っているかもしれません。 by石塚