「からだの取扱説明書!」
2018/09/20
「トリセツ・からだ地図を描こう」と言う本が目にとまった。
医療ドラマの原作になった本を書いている、作家で医師でもある
海堂尊氏が監修された本である。最初に「からだ地図を描けますか?」
のテストがある。心臓や胃、腸などの内蔵の位置を正しい場所に描けるか
調べるもの。解っているようで、ほとんど書けない事に愕然とする。
このテストを中学生に行っても、東大生や社会人に試してもほぼ同じ
結果となり、ほとんどが描けなかったと筆者は言っている。
世の中いろいろな情報にあふれているが、自分自身の内側にもっと関心
を持ち、よく知れば簡単に絶望しなくなる。
本を読み終えてもう一度、「からだ地図」を書いてみると、
かなり正確に書くことが出来た。体という小空間にこんなにぎっしりいろいろな役割の臓器が詰まっていることが解って改めて驚く。
だからすみずみまで理解して、大切に使わないといけない。 by石塚