「浜松国際ピアノコンクール!」
2018/11/18
浜松で3年に一度開かれる若手ピアニストの登竜門「第10回浜松国際ピアノコンクール」が始まった。1次予選をアクト中ホールで初めて観た。
磐田出身の臼井秀馬さん他3人の演奏を聴く事が出来た。1次、2次、
3次予選を通過して、ようやく本選への切符を手にすることができ、入賞者は活躍の場が約束される。このコンクールをモデルにし、直木賞を受賞した恩田陸の「蜜蜂と遠雷」で益々、世界中から注目されている大会だ。
ピーンと張りつめた空気の中、ピアノの音だけが響き、咳払いも出来ないほど、観客も緊張する。レベルは全く違うが、20年ほど前、音楽教室
でピアノを少し習った事があった。関係者だけが観る小さな発表会に出た。
グランドピアノと、うす暗い照明が練習の時と違い過ぎ、緊張と練習不足が、重なって、途中で演奏が止まり、冷や汗をかいたのを思い出した。
本選まですべてのチケットは完売で、生の演奏を観る事は出来ないが
ネットでライブ配信さる。「音楽の街」浜松から、世界に羽ばたく、若手
ピアニストが輩出される事を期待する。 by石塚