「歩道橋が撤去された!」
2019/02/17
国道1号線に架かる、近所の中田島歩道橋が撤去された。
夜間、通行止めにして、大掛かりな工事になったが、あっという間に、
道路端に古びた橋脚だけになってしまった。撤去後は、景色が変わって
視界が開け、気分が明るくなったが、少し淋しい気持ちになった。
老朽化により、今回の撤去になったが、建設当時は高度経済成長時代で
急激な自動車の増加により、「交通戦争」と呼ばれ、交通事故死もピーク時は、
16000人を超えた為、人と車を分離させ、車の流れをスムーズにし、
歩行者の安全確保に役立っていた。
時代と共に、老朽化と高齢化社会のバリアフリーの考えを背景に、
維持管理にお金がかかり、利用者も減り、再建される事なく、
歩道橋は減少へと向かいそうだ。これも時代の流れなのか?
街中には、地下道が埋められ、横断歩道が復活した交差点もある。
車を運転する人にとって、右左折時には注意する必要がある。
人も車も気持ちに余裕を持って、共生する社会がいい。 by石塚