「銅のおろし金!」
2019/10/13
配達途中の車中に流れる、ラジオ放送に、耳を引き寄せられた
東京、かっぱ橋の料理道具専門店の社長が「人生を変えた料理道具」に
銅製のおろし金をあげ、良さを力説していた。
普段、セラミック製のおろし金を、何の疑いもなく、使っていたが、
話によると、セラミック製は、硬すぎるので、歯先を丸く加工していて、
野菜の繊維を断ち切れず、水っぽくなってしまうとの事。いつも、生姜を
下ろすと、水っぽくなるのは、これかと納得した。
それに対して、銅製は、硬すぎず、柔らかすぎず、職人が手で、不規則な方向に、
目立てをしているので、野菜の繊維を断ち切りながら、
下ろせる為、水分が出にくい特長があると言う。
話を聞くうち、どうしても試したくなり、ちょっと高価だが、買ってしまった。
さっそく、生姜を下ろしてみる。すごい!水分はほとんど出ない。
セラミックとの違いに、驚かされる。道具は大切で、上手く使いこなせば
益々、料理が楽しくなりそうだ! by石塚