ていねいに暮らす その113
2020/03/06
可睡斎のひなまつり
令和2年も、あっという間に弥生、3月を迎えた。
遠州ふくろいの「春の風物詩」として「可睡斎のひなまつり」がある。
今回、実際に初めて見にいってみた。
お寺なので、線香が香り、うす暗い本堂では、お経が読まれ、
荘厳な雰囲気に、緊張したが、一緒に見学されていた、
ご婦人方のにぎやかなおしゃべりと笑い声が
その場の空気を和らげてくれた。
大庭園を臨む長い廊下にずらりと、並んだひな人形は、
優雅な佇まいがある。
圧巻だったのは、日本最大級と言われる、32段1200体のおひなさまが飾られた大広間だ。
写真では伝わらない、その場でしか味わえない迫力に圧倒された。
帰りにトイレに寄った。 寺院のトイレは東司(とうす)と呼ばれ、
部屋の真ん中に、不浄を清める「烏枢紗摩明王」の仏像がある。
トイレの仏様に見守られながら、ちょっと落ち着かない中で用を足す事に!
日本の伝統行事を令和の春に感じて! by石塚
探してみたら、20数年前の愛娘のひな人形の写真を見つけた。