ていねいに暮らす その127
2020/06/12
ユリの季節がやって来た。
毎年恒例のこの季節、「可睡ゆりの園」が開園した。
この時節柄、マスク着用を言われた。曇り空で強い陽射しはないが、
30℃に迫ろうかという、気温の中での、マスク着用はきつい。
入って大きな池に沿って歩き、まず目にするのは、黄色いゆりの群生。
ほぼ満開で、黄色が目に刺さって痛いほど、迫力ある!
白、赤、黄、ピンク、オレンジの5色があり、
丘の斜面に色とりどりのゆりが咲きほこり、美しさを競っている。
この景色に、一番映えるのは、やっぱり、可憐な白いゆりだ。
木陰の椅子に座って休憩する。
幸い近くには、人がいないので、マスクを外して、深呼吸した。
そよ風がゆりの香りを運んでくれ、持参した珈琲で、リラックスした。
去年買って帰った、「バッハ」という種類の白いゆりは、
管理が悪いようで、まだ、蕾のままだ。
今年も白い「エルコラノ」という苗を買った。
ゆり根の天ぷらを食べたかったが、今年は中止で、残念だ。
代わりに近くの喫茶店で、クラウンメロンのジュースを飲んで
帰った。
by石塚
6月16日に咲いた。 エルコラノが!