ていねいに暮らす その131
2020/07/10
旬到来! なすを食べる。
夏野菜の代表のなすは、煮ても、焼いても、揚げても美味しく
乱切りして、ピーマンとひき肉で、味噌炒めを良く作る。
先日、テレビの情報番組で、特集され、なすにも、干し椎茸の旨み成分と
同じグアニル酸があり、これを劇的に増やす加熱法は、
カットしないでかたまりで調理することを知った。
なすを加熱すると、細胞レベルで、リボ核酸に酵素が働きかけ、
グアニル酸ができ、90度を超えると、酵素が働かなくなる。
丸のまま熱すれば、中が90度になるまで時間がかかり、
グアニル酸が増えるという理論のようだ。
なすの産地でも、丸のままの料理がたくさんある。
番組で紹介された美味しそうな料理をさっそく作ってみた.
丸焼きにした、なすに縦の切れ目を入れ、
そこにバターと醬油を入れる。
トロトロのなすと混ぜ合わさり、絶品料理だ。
他にも、焼きナスの皮をむいて、漆の汁椀に入れ、
味噌汁を注ぎ、小口切りのネギをのせる。
食欲をそそられ、箸が進み過ぎてしまう。
旬の野菜のパワーを感じる料理だ。
by石塚