ていねいに暮らす その161
2021/02/12
棕櫚の箒!
掃除が苦手だ。と言うよりも、嫌いだった。
子どもの頃、テレビを見ていると、母親が掃除機をかけ始め、
その騒音で全く、音が聞こえなくなるが、文句も言えない、嫌な思い出がある。
掃除が嫌いと言うよりも、掃除機の音が嫌いなのだろう。
この頃、掃除は棕櫚の箒を使っている。これが、快適で掃除が楽しい!
小学校の時に、使った記憶があり、ちょっと懐かしい!
120㎝の柄がついていて、腰を曲げずに、掃くことが出来、
密度のある細かい繊維の束が、埃をキャッチしてくれ、
畳にも、フローリングにも、具合がいい。
なんと言っても、静かで、排気もなく臭わない。
お気に入りの音楽を聴きながら、掃除すると、気分も
乗ってきて、夢中になって掃いている。
見た目も美しいので、いつも目に付く所に置いて、
埃が気になったら、すぐに掃く!
今まで、「埃で死なない」と思っていたが、やっぱり健康には良くないし、
キレイになると、心が整い、落ち着く。
箒一つで、こんな気持ちが、芽生えるとは、思わなかった。
by石塚