ていねいに暮らす その211
2022/02/04
アートの見方!
TV番組で取り上げられた、美術教師「末永幸歩」。
フリーランスで学校や会社に出張の授業をしていて、
絵画などのアート作品を観たとき、常識や正解にとらわれず、
「自分の内側にある興味」をもとに「自分だけの答え」を
追求し続ける事が欠かせないと言っている。
美術館に行って、絵画を観たとき、解説文を読んで
正解を求めようとする事は、心当たりがあり、
作品情報と実物を照らし合わせる「確認作業」になっている。
じっくり鑑賞するのは、案外難しいものだ。
美術が好きになったのは、高校時代に出会った、美術の先生だ。
「万年28歳」でデカいアメ車のフォード社のマスタングの白に乗って
登場し、長い髪をなびかせ、颯爽と教室に入ってくる
姿が美しかった。
卒業アルバムに残っている、職員の集合写真から~。はぎ乃先生。
同級生の女子にはない、大人の女性の色気を感じ、
美術の授業が、毎回楽しみだった。
動機は多少不純でも、今でも美術が好きなのは、「はぎ乃先生」のおかげだ。
こんど美術館で絵画の前に立って、どんな感情が芽生えるのか楽しみにしたい。
また、秋野不矩の「廻廊」が観たい!
by石塚