ていねいに暮らす その317
2024/03/01
可睡斎のひな祭り!
令和6年、あっという間に弥生3月を迎えた。
3月3日は桃の節句。可睡斎のひな祭りを見に行く。
前日は、最高気温23℃と、初夏の様な陽気で、
今朝も暖かく、
早朝のお寺の長い廊下も、
いつもなら深々と足元から冷えるのに、今年は暖かい。
大河ドラマにちなんで、
「源氏物語」に関わる展示があり、
紫式部や光源氏と13人の姫が飾られていて、
興味深くみることが出来た。
やはり、32段、1200体のお雛様には、毎回、圧倒される。
大広間に飾られた多くの雛人形を前に、
しばらく正座して相対してみる。
ここでしか味わえない空気感が
心穏やかにしてくれる。
東司に祀られた仏様「烏枢沙摩明王」に
手を合わせる。
帰りに、鯛の形をした、「招福1年安鯛」おみくじを引く。
今年は「大吉」が出た。
「願望 ねがいごと」―「首尾よく叶う、しかし油断すれば破れる」
とあった。
油断大敵。気を引き締めて日々を暮らす。
今年も、下駄箱の上に、小さなお雛様を飾り、
隣に、桃の花を添えた。
季節の行事も大切にして。
by石塚