ていねいに暮らす その351
2024/11/01
名品でたどる東洋陶磁!
暑い夏が終わりを告げ、
浜松城公園はすっかり秋の装い。
金木犀の香りと鳥の声。
見上げれば秋の空。紅葉はまだ緑色。
それを肌で感じながら、
のんびりと浜松市美術館に到着。
「名品でたどる東洋陶磁」が開催されている。
浜松市出身の篤志家。小杉惣市のコレクションの
中から陶磁器を中心に展示されている。
中国、朝鮮における陶磁の歴史を感じながら観て回った。
その中でも青磁の美しさには、心奪われる。
「青磁瓶」はシンプルな形と色の美しさは際立っている。
今回は、写真撮影OKなので、スマホで撮ってはみたが、
ガラスに反射したり、影がでたり、
もちろん、撮影技術が下手なのが原因なのだが、
まったく上手くt撮れず、自分の目で観るのが一番だと、
改めて感じたことだ。
「硯」の展示も興味深い。
筆で文字を書くのに欠かせない道具として、
実用としても、コレクションとしても
愛されていたようだ。
筆や紙と比べ、そのままの形で残るため、
当時の様子が最も、今に伝えられるものだろう。
家の花瓶はガラスばかりだ。
陶器の一輪挿しを買って、花を生けてみようか。
by石塚
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