ていねいに暮らす
庭の再生計画!
年始の目標の一つが「今年こそ我が家の庭を草ぼうぼうにしない」。
まず手をつけたのが、父が作った「緑のカーテン」用に組んだ支柱。
もう錆びついて、朽ち果てる寸前で、
使えそうもないので撤去した。
2m以上の支柱が何本もあり、これを捨てるのに、
60㎝以内に切らないと「燃えないゴミ」に出せない。
金属切断用ノコギリでカットしたが、これが大仕事で、
あっという間に、ゴミ袋いっぱいになった。
次に、前から気になっていた、南側の隅に放置された鉢植えの観葉植物。
直系尊属30㎝の植木鉢の底から根が伸び放題で、土をしっかりとつかんでいる。
木の幹は高さ3mに巨大化していた。
直径5㎝の幹を何ヶ所もノコギリで切って、小さくして、
根も土からはがして、移動させた。
「燃えるゴミ」に出すのに切り刻んで、
45ℓのゴミ袋に山盛り2杯になった。
大きな木がなくなって景色も良くなり、爽やか風が
庭に入るようになった。
庭の真ん中も草を取って、鍬せ耕して、肥料を入れ、
これから春から夏に向けて野菜を作ろうと、前向きな気持ちになった。
by石塚
桜の開花 2023!
令和5年、今年も桜が咲いた。
近所の公園、定点観測している「オオシマザクラ」が咲き始めた。
時々立ち寄るコンビニ駐車場の桜もキレイに咲いて、
より春を強く感じる光景だ。
東京では、3月14日に開花宣言があり、
年々開花が早まっている。
子供の頃は、4月の入学式に咲いていた記憶があるが、温暖化の影響なのか。
桜と言えば「ソメイヨシノ」。
日本には、ヤマザクラなど100種以上の桜が見られるが、
その80%がソメイヨシノ。
普及した理由は、木の成長が早く、10年もすれば、立派な花を咲かせる。
70年ほど前に全国的に植えられるようになり、戦後の復興の象徴だった。
しかし、寿命が60年と短く、全国各地、老木が増えている。
接ぎ木で増えるクローンなので、同じ病気に弱く、管理が大変なので切り倒され、
病気に強品種に代わりつつある。
「ソメイヨシノ」が存続の危機を迎えているのは、淋しい限りだ。
目では、キレイな桜を存分に楽しんで、口は「花より団子」で
巌邑堂の「桜餅」を食べて、春を満喫した。
by石塚
春の天竜へドライブ!
天竜に向かって車を走らせた。
最高気温が20℃を超えると、車中はエアコンが必要になる。
スタバのカフェミストをテイクアウトして、
天竜川の堤防を北上し、気持ちよく走りたかった。
しかし、今回も大きなトラックが前をゆっくりと先導してくれた。
40分ほどで秋野不矩美術館に到着。
駐車場からの坂道は、まだ花の季節には早いようで、
キレイに剪定されたアジサイの木に若葉が出始めていた。
今回は「中村正義展」。
画壇の風雲児と呼ばれ、日本画の既成概念にとらわれず、
自由、奇抜な作品が多くみられる。
気になったのが、「家」という作品。
21×25㎝と小さく、セピア色で地味だが、見入ってしまった。
二俣の街をさらに北へ。
船明ダムを左手に見ながら川沿いを走り、
オレンジ色の橋を過ぎて、カフェ「マイルストーン」に到着。
先客は男性用2人。
「多摩」ナンバーということは、東京から来たのか?
ガテマラとチーズケーキを注文し、ジャズピアノの音色をBGMに
ゆったりと過ごせた。
女性の団体客が入って来て、にぎやかな店内になった。
非日常の空間が、気持ちをリフレッシュさせてくれる。
by石塚
可睡斎のひな祭り 令和5年!
令和5年、弥生3月を迎えた。3月3日は桃の節句「ひな祭り」。
今年も可睡斎にひな人形を見に行ってきた。
当日は、気温は3℃かなり寒い。
袋井に向うが、平日の朝なので、見事に通勤渋滞に捕まった。
8時過ぎには、可睡斎に到着。
靴を下駄箱に預けて入ると、見学者は誰もいなくて、
時々お坊さんとすれ違うだけ。
長い廊下を歩くと、床から寒さが深々と伝わり、
より一層お寺の厳粛さを感じる。
今年は大河ドラマで家康が取り上げられた事もあり、
可睡斎と家康の関わりの展示もあった。
家康と幼い頃から縁のあった、11代目住職が殿様となった家康と
謁見したさい、居眠りをしてしまった。
それを見てにっこり微笑み「和尚、睡る可し(ねむるべし)」と申され、
いつしかお寺の名前までが「可睡」と呼ばれるようになったらしい。
大広間の32体のお雛様の前で、しばらく正座してその歴史に思いを馳せた。
帰りに東司で用を足し、その場所を見守る威圧感のある
烏枢沙摩明王像に手を合わせて帰路につく。
小さなお雛様を玄関に飾り、春を迎える準備をしよう。
by石塚
レジェンド&バタフライ!
TOHOシネマズ浜松で「レジェンド&バタフライ」を観てきた。
東映創立70周年記念作品。信長と濃姫のラブストーリー。
綾瀬はるかには圧倒された。
気高く優雅で力強く奔放な濃姫を見事に演じた。
冒頭の木村拓哉演じる若き信長とのシーンでは、勝気な性格を見事に表現し、
彼女がこんなに動けるとは思わなかった。
TVCMでみる、ほんわかしたイメージとは全く別人で、ギャップに萌えた。
いい女優さんだね。
そもそも、残っている史実は勝者が都合よく語り継いだ物で、
特に濃姫などの女性は、ほとんど資料が残っていないので、いろんな解釈があっていい。
それを想像で埋めていくのが、時代劇の面白さだろう。
昨年の11月「ぎふ信長まつり」で46万人を集めた
まさにレジェンド木村拓哉が新しい信長を見せてくれた。
圧巻だったのは「本能寺の変」。
戦闘シーンは目を覆いたくなるようなリアルさで、
心臓がバクバクするのがわかるほど、興奮した。
令和の新しい時代劇は必要だと感じる映画だった。
2時間48分贅沢な体験をさせてもらった。
by石塚
えのバター豚汁!
立春を迎えて暦の上では春だが、まだまだ厳しい寒さが続くこの頃。
この寒さには、体の中から温まるスープが恋しくなる。
いつも注目しているスープ作家の有賀薫氏。
レシピ本もたくさん持っていて、数えたら6冊もあった。
その中からお気に入りのスープを一つ紹介しよう。
「えのバター豚汁」
えのき茸はいしづきを落として2㎝に切り、軽くほぐす。
豚肉は1㎝幅に切る。鍋にえのきを広げて入れ、豚肉をその上に広げてのせ、
100mlを加え、蓋をして中火で5分蒸し煮にする。
豚肉の色が変わったら水400mlを加え、沸いたら味噌を溶かし入れ、
煮立て火を止め、器にもり、バターを落として完成!
味噌は12月に作った白みそと加藤醬油の白みそをブレンドして使い、
七味唐辛子をふると、より温まる。
えのきからでる濃いうま味と豚肉の脂にバターの風味で、こくのあるスープが出来る。
一年中安く手に入るえのきで手軽に、10分もあれば、
お椀2杯分のスープが出来上がり、体の芯から温まり
満足感でいっぱいになる。
「家の庭の梅の木」
梅のほころびを心待ちにしながら、
本格的な春を待ちたい。
ピンク色の蕾を一つ二つ見つけた!
by石塚
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