夏野菜の育苗は、今のところ順調です。
まずはハウス用のキュウリ「夢みどり21」。
2/3くらいの株で本葉が2枚出揃いました。
おおよそ、本葉が3~4枚になってから定植です。
10株ほど元気のない苗があり、少し心配です。
きっと、その中には苗として独り立ちできない株もあるのでしょう。
「発芽率」という言葉はあまりにも実務的に感じてしまいますが、
「自然淘汰」という言葉に置き換えると、
それはまさに自然に、厳かに、躊躇なく遂行されるのだということを実感してしまいます。
自然菜園用のカボチャ「かちわり」。
北遠の気候と相性がいいのか、あるいは潅水がうまくいったのか、、、、、
理由はいくつかあるのでしょうが、とにかく元気いっぱいです。
自然菜園用のトマト「メニーナ」「自生え大玉」。
3月の4週目に播種してこの状態ですので、順調だと思います。
いずれも「発芽率80%」の種でしたが、それ以上に育ってくれたようです。
最後に、ポケット育苗で発芽させた自然菜園用ピーマン「自生えピーマン」。
ようやく半分強が発芽してくれました。
一日を通して寒暖の差が大きい季節で、高温でなければ発芽しない野菜なので、
もっとマメに温度管理をしておけばよかったと反省しています。
なんとか自然菜園の1畝分は確保できそうで、胸をなでおろしているところです。
来週はハウスの定植ラッシュ。
こちらの体調管理もしっかり気をつけて、来週を乗り切れるように頑張ります!
by ナガタ
主に来シーズン用ですが、堆肥を仕込むことにしました。
原料は主に落葉や米糠を使用します。
まずは、コンパネや角材を使って堆肥枠づくり。
これがなかなか大変で、石塚さんとあれこれ苦労しながら、ようやくそれらしい体をなしました。
構造的に怪しい部分がないわけではないですが、補強でカバーしていきます(笑)
材料はざっとこんな感じです。
・落葉:90L袋×約35袋
・米糠:10kg袋×10袋
・籾殻:約10kg
・野積みしておいた枯草:90L袋×約8袋
かなり大雑把な配合ですが、感覚的に炭素:窒素=8:2になるようします。
仕込み日は4月15日。
手順としては以下の通り。
A:落葉やもみ殻といった炭素材料を敷く
B:Aが8に対して2になるように窒素材料の米ぬかを振りまく
C:A~Bをもう1回
D:潅水&踏み込み。踏み込んだ後に握って水が滴る程度に水をまく。
E:A~Dを材料がなくなるまで繰り返す。
F:最後にもう一度しっかりと踏み込む。
G:ブルーシートをかぶせて作業完了。
ちなみに、仕込みの2日後にシートをめくってみたところ、
温度が49度まで上昇!
予定では、あと2日もすれば70度くらいまで上昇するとのこと。
ワクワクします。
by ナガタ
自然菜園の2番畝ではズッキーニを栽培予定です。
今月末以降に直播で播種予定なのですが、先だってコンパニオンプランツを播種します。
今回、ズッキーニのコンパニオンプランツに選んだのは葉大根。
ハツカダイコンが相性が良いとあったので、昨年、松本市のつる新種苗さんでいただいた
「しずむらさき」がたまたま残っていたので、4月7日にその種をおろしました。
ちなみに、これが「しずむらさき」です。
まずは、播種場所にあたる部分の草マルチをかきわけます。
それから、播種する筋部分の土壌を、鋸鎌の先端で土を切るように「根切り」していきます。
根切りして浅く耕された表土を両側に寄せます。
これは、表面には発芽スイッチの入った雑草たちの種が多くあるためで、
これをしないと、発芽した野菜が草負けしやすくなるのです。
ちなみに、しずむらさきの種はこんな感じです。
だいたい3cm間隔になるように点蒔きしていきます。
かなりアバウトですが、、、
軽く覆土して、鍬の背で鎮圧します。
最後に草マルチを薄く被せて完成!
雨は相変わらず降らないのですが、カラカラに乾いたように見える土壌からも
健気にしずむらさきが顔をのぞかせてくれました!
雨乞いをしたい気分です。
by ナガタ
自然菜園では、一度畝を立てると、それを半永久的に使用します。
しかも、前後作やコンパニオンプランツ(共栄作物)を駆使して、ほとんど土を休ませず、
畝立て以降は原則不耕起で野菜を栽培します。
自然農では草マルチが欠かせず、生えてきた草を地際で刈って、
あたかも草がそこで生を全うしたかのようにその場に横たえます。
それが積み重なって土が露出するのを防ぎ、保湿・保温の効果と、大雨が土壌を荒らしてしまうのを防ぎます。
また、折り重なった草やそこで生を全うした無数の生物の亡骸や排泄物が層となり、
さらにはそこが新たな命の格好の住処となります。
そんな生物たちの生の営みが、土壌に様々なものを補ってくれます。
自然菜園では、畝立てがとても重要な仕事になるのですが、
その一部始終を紹介します。
畝を立てる場所はこんな感じです。
夏場に草を刈り倒すだけの、長い間耕作を放棄された荒れ地です。
そのおかげで、すでにある程度の腐植の層がありますが、
かなりの数のギシギシがしっかりと根をおろしています。
ギシギシは多年性の宿根草で、どれだけ地上部を刈っても、
たとえ根を抜いたとしても、土壌に根の一部が残るだけで発芽してくる根性のある草です。
「雑草魂」という言葉は、多年性の宿根草に由来するのかもしれませんね。
まずは地上部を刈り、
苦労してスコップで掘り起こすと、芋と見紛う、こんなにもたくましい根が現れます。
これはまだ中くらいで、上には上がいます。
ちなみに、あんまりにもギシギシの根がたまってきたので、何かに使えないかと思いネットで調べてみたら、
「根は薬用、若芽は食用」とありました。
が、もちろん店頭に並ぶことはありませんのでご心配なく。
苦労してギシギシを抜いたところで、畝立てに入ります。
まずは畝と畝間の幅を規定し、
生えている草を地際で刈っていきます。
溝を切り、
畝となる場所へ、溝部分の土を上げていきます。
畝上に掘り上げた土塊を丁寧にほぐし、石やゴミを取り除いていきます。
米ぬか、籾殻燻炭を適量補い、薄く鋤き込んで、
鎮圧。
最後に、その場で刈った草や、草が足りない場合は周辺で刈り集めた草を畝上と畝間に敷いて完成。
大の大人が2~3人で取りかかっても、約12m×1m(+畝間)の畝1本立てるのに半日はかかります。
それを、実験用とはいえ5本も立てようとしているのですから、大変です。
3月半ばに畝立てを始めて、空いた日を選んで一日中取り掛かり、半月かかってようやく3本を立て終わりました。
畝立てをした日は、本当によく眠れます。
そして、翌日以降は体が痛いです。
あと2本、がんばります!!
by ナガタ
今年は、豊岡ではハウス2棟で枝豆を栽培しています。
第1陣を3月の2週目に、そして第2陣を先週後半に播種し終えたところです。
第2陣、播種直後のハウスの様子(3/28)。
3月上旬に播種したハウスの状態は、2週間を過ぎてようやく本葉が開き始めた状態です。
日中は随分と暖かくなってきた半面、夜間の冷え込みはまだまだ堪えるようで、
枝豆さん的には発芽を渋ったり、顔をのぞかせては成長するのを控えているようにも見えます。
先に根性のある根っこを張ってくれたらその後の成長がスムーズだと思うので、
ちょっとワイルドな環境でサバイバルしてもらうのも、美味しい枝豆のためにはいいのかもしれないな、
と、前向きに考えています。
by ナガタ