みほとけのキセキⅡ!
前回から2年半ぶりの仏像を集めた「みほとけのキセキⅡ」が
浜松市美術館で開催されている。
前回は摩訶耶寺の「千手観音立像」が美しかった。
全方向から見られ、後ろ姿が美しかったのを思い出す。
今回も摩訶耶寺所蔵の「愛染明王坐像」が目にとまった。
激しい愛情や欲望に陥った人々を救い、
悟りの境地に導く仏とされる。
全身が赤色で、三つの眼、6本の腕を持ち、
激しい怒りの表情を見せている。
像の高さが6.1㎝の小さな像。
眼には水晶が、はめ込まれ、像を彫る技術が
緻密で素晴らしい。
保存状態も良好で、この仏像が鎌倉時代に
作られていた事が、信じられない。
大きな仏像の迫力にも圧倒されるが、
6.1㎝の小さな像に心が引き付けられた。
「千手観音像修復にご支援を」のチラシが目にとまる。
クラウドファンディングで募集中らしい。
後世に貴重な財産を残す事に、
ひと役買うことが出来ればと、
少額ではあるが、寄付させてもらった。
帰り道、浜松城公園を歩きながら、キンモクセイの香りと
ドングリに秋を感じる。
スタバの浜松城公園店で、珈琲飲んでまったりする。
by石塚
かさなりあう人へ!
300回を迎えた。丸年が過ぎ、「継続は力なり」である。
朝は寒い日もあり、秋を感じる日々、
「読書週間」も始まり本を読むのに、良い季節になった。
本は、この頃はネットで「ポチ」っとする事が多いが、
好きな作家の新刊を探しに、
本屋に足を運んでみた。
「新刊コーナー」で見つけ、手に取り読み始めた。
いまいちピンと来ない。
隣にあった本の装丁に目がとまった。
白石一文の「かさなりあう人へ」。
以前に読んだ事のある作家。
読み始めると、どんどん引き込まれ、
最後まで読みたい衝動に駆られ、買ってしまった。
こんな偶然の出会いが本屋のいい所だろう。
家に帰って読み始めると止まらなくなった。
作家の頭の中はどうなっているのか、
こちらの想像を超えてくる。
ほぼノンストップで、300ページを読破した。
読み終えた後の充実感と疲労感が心地いい。
「秋の夜長に読書」と言うが、
蛍光灯の下での読書は目が疲れる。
昼間の明るさは目に優しく、
単行本の文字の大きさが、次のページに誘う。
素敵な出会いに感謝して、
街の本屋がつぶれないように
本を買って応援しよう。
by石塚
ホームラン王・大谷翔平!
ついにその時が来た。
日本人打者として初めて、MLBの
「ホームラン王」を大谷翔平が獲得した。
故障したのは残念だが、
彼なら必ず復活してくれるだろう。
2023年、彼の活躍は素晴らしい。
WRC、投打の奮闘は、ファンのみならず、
国民をワクワクさせた。
そしてシーズンに入っても、
ホームランを打ち、投げては三振を取る。
印象的な試合はダブルヘッダーの
1試合目に見事な完封勝利し、
45分後に始まった、2試合目には、
ホームランを2本打ってしまった。
衝撃的だった。
監督は休ませようとしたが、
「本人が出る」と言ったようだ。
体が耐えられるかどうかは、
大谷本人に任されていたようで、
ここまで肉体を酷使する選手はいないだろう。
その姿は、ファンを魅了し、
相手チームのファンからもラブコールされる存在なのだ。
右肘手術を受けて、来年は打者に専念するようだが、
特大のホームランを何本見せてくれるだろうか。
FAにより、何色のユニフォームを着るのか、
メジャーリーグで優勝する姿」を見るためには、
とても重要なこと。
来年の新たな「ショータイム」を妄想する。
by石塚
オトナ歯みがき!
NHKのTV番組「トリセツショー」で
「歯みがき」を取り上げた。
その名も「オトナ歯みがき」。
大人になったら、歯の磨き方を変えよう。
予防歯科の先生によれば、
歯周病を悪化させる細菌「ポリフィロモナスジンジバリス菌」
p.g菌は未成年は0%なのに対し、大人は60%以上持っている。
このp.g菌が歯と歯茎の間に
食べ残しがあると繫殖し活性化する。
それを減らすための磨き方にはコツがある。
多くの大人は強く磨き過ぎている。
歯ブラシは指3本の「ペングリップ」で持って
優しく細かく動かす。
力強く「シャカシャカ」音をたててはいけない。
歯間ブラシやフロスも使って、夜寝る前には、
しっかり磨く事。
もう一つは、プロフェッショナルケアが大切。
定期的に歯科医に、
自分では上手く磨けない部分をケアしてもらおう
先日の定期健診で、
衛生士さんに歯周ポケットの深さを診てもらい
「深い所がある」と言われてしまった。
しっかり磨いていると思っていたのに。
いつまでも、美味しくものを食べるには、
「オトナ歯みがき」が大切だ。
by石塚
阪神タイガース優勝!
今年のセ・リーグ優勝を圧倒的な強さで、阪神タイガースが決めた。
とくに9月に入ると、負けなしの11連勝、
本拠地甲子園球場で巨人を倒して、
就任1年目の岡田監督が6度宙に舞った。
18年ぶりのリーグ優勝を長いこと待った、
熱烈な阪神ファンは涙と興奮が止まらない。
警察の厳戒態勢にもかかわらず、道頓堀川には
何人も飛び込む輩がいた。
今年の阪神タイガースの強さは何か?
突出した選手はいないが、先発陣の安定度はリーグ№1で、
村上、大竹両投手の去年とは見違えるほどの
活躍は素晴らしい。
フォアボールもヒットと同じ価値と考え、
コツコツと点に結びつけ、
接戦を制し勝ち星につなげていった。
阪神の強さと言えば、
85年、巨人槙原投手から打った、
バース、掛布、岡田の、バックスクリーン
3連発のホームラン。
今でも映像を見ると、その時の興奮を思い出す。
まだ安心してはいられない。
クライマックスシリーズ(CS)を勝って
日本シリーズへと進み、たぶんオリックスとの
関西対決になるだろう。
これに勝って今年の「強い阪神」が完結する。
by石塚
こんにちは、母さん!
TOHOシネマズ浜松で、山田洋次監督の「こんにちは、母さん」を観た。
平日昼、観客の年齢層はかなり高めだった。
吉永小百合、123本目の映画。
彼女には同年代の熱烈なファンが有名人にも多く、
生粋の「サユリスト」として、タモリは知られている。
少女時代から圧倒的な美しさで、
人気が高く現役の女優でありながら、「神格化」されていて、
この頃の役どころは、多少無理があるように思えた。
今回の「こんにちは、母さん」は
初めて孫のいる、おばあちゃんの役で、
やっと年齢に役が追いついた感じで、
とても自然な演技が心地良かった。
母で思い出す事がある。
3つ上の兄が、高校を卒業して京都に就職し、
しばらくして電話がかかってきた時
長男のいない寂しさからか母が突然、電話口で泣き出した。
全くそんな素振りを見せていなかったので、
大変驚いたが、それ以上に、兄に対して嫉妬したのを、
何十年もたった今でもハッキリ憶えている。
令和の時代において、日常の暮らしの中で
抱える悩みや葛藤を丁寧に描きだす山田監督に
最後は泣かされてしまった。
by石塚
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